ダブルスのプレースタイルにラケットを選ぶ
スタイルに合ったラケットでプレーに磨きがかかる
バドミントンのシャトルやラケットの進化により、スピードは増すばかりです。
シングルスと比べてダブルスは展開が早く、前衛と後衛の分業もあるので自分のプレースタイルにあったラケットを使うことが大切です。
ラケットは、カーボン製とアルミ製のものがあります。
大きく分けて「スピード重視」、「コントロール重視」、「パワー重視」3種類のタイプがあります。
それぞれラケット面の大きさと重さ、重心のバランス、シャフトのしなり具合が違い、ラケットの特徴となっています。
またグリップにも違いがあり、「太い」、「ふつう」、「細い」などの段階があるので、自分で握った感触や降り抜け感から、しっくりくるものを選ぶようにしましょう。
シャトルを打ったときの感覚で「硬い」、「柔らかい」のタイプがある
ラケットにはシャフトとフレームに大きさや硬さの違いがあります。
柔らかめのラケットは、シャフトのしなりでシャトルを遠くまで飛ばすのでパワーがない選手や守備重視の選手向きです。
硬めのラケットはコントロール性に優れ、スイングの早いスマッシュを主体の攻撃重視の選手に向いています。
ラケットの重さでシャトルの飛びが違う
バドミントンの重さは75グラムから95グラムぐらいまであります。
最近では、85グラム前後のラケットが支流です。
重たいラケットは、スイングスピードが増せば重さによってシャトルのスピードが増すので攻撃重視の選手にお勧めです。
軽いラケットは操作性がよく、厚いラケット面だとシャトルの飛びがよく、パワーのない選手でも遠くに飛ばすことができます。
ダブルスはトップライトのラケットが良い
ラケットの重心バランスは、グリップエンドに近いほどトップライト、先に近いほどトップヘビーになります。
トップライトのラケットは、軽く操作性も良いのでダブルス向きのラケットです。
トップヘビーのラケットは、軽いラケットでもパワーを発揮できるので攻撃重視の選手向きです。
同じ感覚で使えるラケットを複数用意する
試合中にガットが切れてしまったり、ラケット自体を破損することもあります。
ラケットが変わるとプレーの質が落ちて試合に負けてしまうことも考えられます。
自分の中でのお気に入りの1本と同じぐらいの感覚で使えるラケットを最低でも1本以上用意して試合に臨んだほうが良いです。