バドミントン スマッシュの打ち方
スマッシュは攻撃の要
腕を鞭のように使い、高い打点から鋭く打ち込む攻撃するためのショットです。
オーバーヘッドストロークから繰り出されるスマッシュは、時速300キロ以上を叩き出せます。
スポーツにおいてバドミントンは最速の競技ともいわれています。
スマッシュの打ち方
1、 シャトルの落下地点へ入る
2、 肩からスイングを開始する
3、 続いて肘から手首、腕を鞭のようにしならせるイメージ
4、 回内運動を使いながら高い打点でラケットにインパクトさせる
5、 手首を入れてスイングし、打ちながら左右の足を入れ替え次のプレーに備える
スマッシュのコツ
クリアーやドロップ、カットと同じく高い打点で打つことがスマッシュを決めるポイントです。
低い打点では、ネットに当たってしまったり、角度が足りず相手にレシーブされやすくなります。
鋭いスマッシュを打つためには手首の入れ方に注意が必要です。
肩→肘→手首を鞭のように使いシャトルを取られますが、手首を使わずに打つと角度がつかず切れ味もよくありません。
インパクト直後に必ず手首を入れてスイングすることが鋭いスマッシュを決めるポイントになります。
スマッシュに限らず、オーバーヘッドストロークのショットでは、肩・肘・手首を鞭のようにしならせるイメージが大切です。
スマッシュの場合は、腕を振り下ろす動きに腕と手首の回内運動を加える事で角度をつけると鋭いスマッシュが打つことができます。
この運動を使わずに打つと、腕が棒のようになり、シャトルに対してパワーや角度を付けることが難しくなります。
スマッシュは高い打点で捉える
高い打点でシャトルととらえることで、同じスマッシュでも様々なコースや角度に打ち分けて打つことが可能になります。
低い打点からは、角度をつけることが難しく、ネットに当たりやすくなります。
スマッシュの基本は、高い打点でシャトルとらえるのがポイントです。
打点を高くすることで角度に鋭さを出したり、逆に相手の方くらいの高さを狙ったりと、打つ場所のバリエーションを増やすことができます。
レベルが上がれば、対戦相手との駆け引きの中で、わざとタイミングを遅らせて打つテクニックもできます。
しかし、上手くない人では低い打点からスマッシュを決めるのは難しいのでスマッシュを打つ練習はまず高い打点から打つことを意識しましょう。
バドミントンジャンピングスマッシュの打ち方
ジャンプの力をスマッシュに加えた、決め球ショットです。
1、 シャトル落下地点よりも後ろへ入る
2、 前に呼ぶイメージでジャンプする
3、 方から手首をムチのようにしならせるイメージでスイング
4、 回内運動を使いながら高い打点でインパクト
5、 うちながら左右の足を入れ替えて着地後、次のプレーに備える。
ジャンピングスマッシュの打ち方コツ
シャトルより後ろに下がって前に飛ぶ
以前では、ジャンプをするときに真上に飛んでスマッシュをするのが一般的でしたが、最近では前に向かってジャンプをして打つのが支流になっています。
前に呼ぶ洋画真上に呼ぶよりも、シャトルに体重を乗せやすく、また体の前で打てるのでタイミングも取りやすくなるのが利点です。
大事なのはフットワークです。
シャトルの落下地点よりすくし後ろまで下がってから前に飛ぶイメージで撃たなければ成功しません。
成功させることができれば、普通にスマッシュを打つよりもスピードも速く鋭く打てるので決め球になります。
跳んだ勢いを使って次に備える
ジャンプスマッシュは、チャンスの場面で打つことが多く1本で決められなかったとしても、次に対戦相手からイージーなレシーブがネット前に返される可能性が高いです。
そこで、前に跳んだ勢いを利用して着地後、素早く前に攻めることも大切です。
コースを正確に狙う
ジャンピングスマッシュを打つときは、全力で撃たないでコースをねらって打ったほうが良いです。
通常のスマッシュと比べてジャンプすることで威力が上がりうえに、対戦相手の体制を崩すことにも有効です。
きっちりコースをついて、対戦相手のリターンが甘くなったところを責めるなども有効な戦略です。
カットスマッシュの打ち方
カットスマッシュの打ち方
直前までスマッシュと同じフォームで、面の角度を変えて押さえつけるイメージが大切です。
1、 シャトルの落下地点へすばやく入る
2、 カットの軌道へは体を向けずに、ストレートに打つモーション
3、 インパクトまではスマッシュと同じフォームを心がける
4、 ラケット面を内側に向けてシャトルを切るように押さえつける
5、 左右の足を入れ替えて、次のプレーに備える
カットスマッシュのコツ
インパクト直前までスマッシュと同じ動作
ラケット面を斜めにしてシャトルを切るように打つことでカットを打てることができます。
その動作をスマッシュ並みのスピードを保ちながら、ネットを超えて短く落下するような軌道を取ることができます。
大事なのはインパクトの直前までスマッシュと同じ動作で打つことです。
最初から体がカットの軌道方向へ向いてしまうと対戦相手に読まれてしまいます。
普通のスマッシュを打つモーションからカットスマッシュを打てば、ポイントを取りやすくなります。
上から押さえつける
スマッシュでは回内運動を使ってスイングをしますが、カットスマッシュの場合はシャトルの横を切り、押さえつけるように打つため、面の角度を斜めにしたまま、回内運動を使わないイメージです。
スマッシュのように打球に角度をつけるために、シャトルを上から押さえつけることが大切です。