サービスの解説とシャトルの持ち方
ラリーで制した方がサーブ権を取る
2006年以前よりはサーブ権がないと得点にならないルールでしたが、改正されてサーブ権がない方がラリーを制した場合は、ポイントが入るようになりました。
ポイントを制した方が、サーブ権が貰えるのは変わりませんが、以前のように試合の時間が長くなることは少なくなりました。
サービスに制限が多く攻撃的に打てない
バドミントンでは、肩から上からサービスを打つことが出来ません。
テニスのようにボールを高く上げて、威力の高いサーブを打つことが出来ないので、サービスは相手の打ちにくいコースを狙うか、返球をあげさせるようにしてラリーの主導権を相手に渡さないようにしなければなりません。
どちらかと言うと、サービスする側の方が不利です。
正確なサービスは安定した打点から生まれる
サービスの正確性をアップさせるためには、シャトルをいつも同じ位置で捉える事が大切です。
そのためにはトスの際にシャトルを上げない事が重要です。
ラケットの素振りの軌道上にラケットを落とすつもりで左手の位置を調節しましょう。
基本はロングハイサービスとショートサービスの2種類
高く遠く打って対戦相手をコート奥へ追いやるロングハイサービスと、ネットギリギリに打ち込みショートサービスライン付近に落とすショートサービスがあります。
また、前寄りに構えている対戦相手に対しては、低くてスピードのあるドリブンサービスも有効です。
サービスの狙いどころ
シングルスの場合
・ロングハイサービスではコート後方を狙う
・ショートサービスでは、ショートサービスライン付近
サービスを打つ位置は、ショートサービスラインの稿本、ラケット1本から1,5本分ぐらいセンター寄りがベストです。
ダブルスの場合
・ロングハイサービスでは、ロングサービスラインぎりぎりを狙う
・ショートサービスは、ショートサービスラインの右・中央・左がベストです。多少球足が伸びたとしても、シャトルを浮かせずにネットギリギリの高さが大切です。
サービスを打つ位置は、ショートサービスラインぎりぎり、またはショートサービスラインの後方ラケット1本分ぐらいのところでセンターライン寄り
シャトルの持ち方
サービスを正確に打つためには、シャトルがぶれないようにまっすぐ落とすことが必要です。
その為にはこの3つの持ち方が有効です。
1、 指先で羽根全体を軽く持つ方法(握りしめない)
2、 コルクの上の部分を親指と人差し指、中指の3本で垂直に軽く持つ方法
3、 羽根の先をつまむようにして垂直に持つ方法(内側に曲げない)
コルクではなく羽根が最初にラケット面に当るとフォルトになるので、シャトルを寝かせないように持つようにしましょう。