ハイバックショットの打ち方

不利な体勢から相手コート奥に打つショット

腕のしなりを使って、背中越しからでもしっかり相手コートの奥まで飛ばすことが出来ればポイントを取られにくくなります。

対戦相手に背中を向けてしっかりとシャトルの下に行ける技術が必要です。

1、落下地点を予測してしっかりとラケットの下に入る

2、方から先で回外運動を使いながらスイングする

3、肩よりも肘を高くしてインパクトさせる

4、素早く体制を整えて次のプレーに備える

素早く動いて、高い打点でシャトルをとらえる

ハイバックはネットに背中を向けて打つことになるので、飛んでくるシャトルを確認しながら落下地点を予測して動くことが求められます。

打点が低い、体が後ろすぎるとシャトルを遠くまで飛ばすのが難しくなります。

素早くシャトルの下に回り、高い打点で打つことを心がけましょう。

脇を軽く締めて動き出し、回外運動で肩から先をムチのようにつかって打つことで、シャトルをより遠くへ飛ばすことができます。

肘を高くして打つ

ハイバックショットの打点は2種類存在します。

一つ目は肘を肩よりも高く上げて打つ打点。

二つ目は肘を肩と同じ高さで打つ打点です。

遠くまで飛ばせない打ち方が、肘が偏りも下がると窮屈なスイングになり遠くに飛びません。

また、肘を肩より上げたとしても腕が一直線になるような打ち方では、回外運動が使えずに棒を振るようなスイングになるので、シャトルが飛びません。

ハイバックでは、しっかりとリストを立てて、ラケットが床に対して90度になることが理想です。

上級者はハイバックからリバースカットが打てる

後ろ向きで打つハイバックショットは、非常に難しい技術です。

フォア奥に追い込まれたときに同じように、この状態からでもスマッシュ・クリアー・カットなどを打つことが出来れば防御力はすさまじいものになります。

また、上級者は、ラケットが床に対して90度になっていれば、ハイバックからリバースカットも打つことが可能です。

通常ハイバックはラケット面を内側に向けて打ちますが、シャトルの下にしっかりと体を入れて、リストとラケットを立てていれば、面を外側に向けることが可能になり、ストレートにリバースカットが打てます。