ダブルスはペアに特化した練習をする
前衛と後衛の役割を意識して練習することが大切
全英はプッシュでシャトルを沈め、公営はスマッシュやクリアーでラリーを続けることを念頭に置き、前衛・後衛とそれぞれの役割を固定してプレーする練習を取り入れましょう。
相手は前衛の両サイドを打ち抜くイメージでショットするなど、前衛は相手ショットを予測して、動くことで試合での前にでるタイミングやプッシュの出しどころが見えてきます。
後衛は、コート全体をカバーしつつ、プレーすることでペア全体の動きが良くなりコンビネーションが生まれ動きやすくなります。
ミスをしない練習をする
攻撃よりも守備を強化すれば安定感が生まれます。
ラリーでは守備に回らざる得ないタイミングがあります。
基本的なフォーメーションは「トップ・アンド・ダウン」ですが、防御に有効なフォーメーションが「サイド・バイ・サイド」です。
サイド・バイ・サイドの陣営からミスをせず相手の攻撃を安定して跳ね返すことが目標です。
安定して返すことができれば、チャンスを伺い自分たちが攻撃に転じられるような制度のショットを繰り出していけば、相手がミスをした時に攻撃することができます。
相手がサイド・バイ・サイドを崩すようなショットを打って来たら、ローテーションで対応するなど、ラリーをとにかく続けることが大切です。
ミスの回数を減らすことでポイントを取られにくくしましょう。
栄養のある食事を取る
バランスの食事で栄養を補給することが大切です。
バドミントンの消費カロリー量は、ほかのスポーツと比べて高いです。
つまりバドミントンで激しくプレーすればするほど、大量のカロリーが消費されます。
これに気付かずに練習や試合の後に、栄養が少ない食事を続けていれば、体重が落ちるだけでなく、筋力を維持することが難しいです。
ダイエットをする方は体重を減らすことはよいですが、筋肉量の低下は、スイングスピードやショットの強さにも影響します。
栄養バランスが取れた食事をとることができなければ、結果として体が弱くなります。
五大栄養素と言われてる「たんぱく質」、「炭水化物」、「脂肪」、「ビタミン」、「ミネラル」を食事でバランスよく摂取することが大切です。
体重が増えすぎてしまっては元も子もないので、ボリュームの調整は大切です。
ストレッチでコンディションを整える
運動後のストレッチで殻に疲れを残さないようにするのは大切なケアです。
ストラッチは、ウォーミングアップだけでなく、試合や練習後に体を整える効果があります。
激しく体を動かしたあとは、体の血液中に疲労物質がたまります。
そのままにしておけば体に疲れが残り、翌日以降の練習や試合に高いパフォーマンスで臨むことができません。
体を動かした後は、ストレッチでクールダウンすることで、血流がよくなり疲れが残りにくくなります。
個人で体調管理することも当然ですが、ペアを誘いストレッチすることでコミュニケーションもとることができるので、一石二鳥です。