ダブルスは相性の良いペアと組む
性格的にもバランスのとれたペアを組むのが理想
ダブルスのペアは一心同体で戦えることが理想です。
プレースタイルや性格は違っては、個人個人の能力が高くてもチームワークで負けてしまいます。
勝負がかかった局面で守備力が高い選手と攻撃に特化した選手では対応が変わるように、選手の性格やし好によってペアとして波が小さいことが理想です。
同じタイプと組むよりは、タイプの違う方と組んだほうがペアとしての相乗効果が生まれます。
二人とも守備重視のプレースタイルでは、守備に回りやすくなり折角の攻撃のチャンスを逃してしまう場合もあります。
逆に、二人とも攻撃タイプの場合、我慢すれば相手のミスを誘える局面で、ポイントを急ぐあまりに自分がミスをして得点を与えてしまう場合もあります。
ダブルスはプレースタイルが違うペアを組むべき
対照的な選手同時で組めば効果的な戦略が増えます。
ダブルスの試合は、前衛の選手がカギになる局面が多いです。
前衛の得点力は重要で、チャンスの場面はもちろん、相手ペアにプレッシャーをかけるために前に出て、コート前方にポジショニングしなければなりません。
前衛は前にダッシュする機会が多い為、高い瞬発力と、スピード、ふぁじかるが必要で、攻撃的な選手が向いています。
対する後衛タイプは、相手とのラリーを制しられる防御力と自分が疲れてきても早いスマッシュを打ち続けられる力と体力がなければいけません。
守備力が高く、ねだり強い性格の選手が後衛に向いています。
仮にスマッシュが得意の攻撃力が高い選手同士がペアを組んだとしても、レシーブの技術がなければ試合には勝てません。
違うタイプどうしだからこそ、攻撃的なフォーメーション「トップ・アンド・バック」の陣形で戦うことができます。
自分たちのプレースタイルを確認する
ペアの長所短所を把握して練習・試合に望めば勝てる可能性が高くなります。
対戦相手のプレースタイルや戦略を分析することは、勝つための常套手段です。
しかし、自分たちのペアにどんな特性があるのか、どんな長所があってどんな場面に弱いのかをしっかりと把握することは、勝負に勝つためには大切なことです。
時には、試合の様子や練習での動きを、スマホやビデオで撮影して、自分たちのプレーをチェックするようにしましょう。
練習や試合を通じて、自分たちのプレーを分析しつつ、客観的にプレーを見ることで、得意とする伸ばすべき部分や改善すべき弱点を把握することができます。
自分たちの強い部分、弱い部分をしっかりと理解することで、後の練習課題や試合で意識しなければならない注意点が見えてきます。
反省して前に進むためには、この積み重ねがペアの実力アップにつながります。
対戦相手をチェックする
事前に対戦相手をチェックできるのであれば対策を立てれば勝率が上がります。
バドミントンのダブルスのトーナメントは複数日で行われることが多いです。
また仲間内でバドミントンをしていても、相手のプレーを近くで見ることができます。
戦うであろう相手ペアのプレースタイルや特徴は、事前に把握したほうが良いです。
トーナメントとで相手が試合をしているのであれば、感染してチェックすることもできますが、試合の時間が重なってしまえば、自分たちの目で見られないのであれば動画に収めて後から確認することもできます。
「相手が出すサービスのコース」、「レシーブの傾向」、「できるショットの種類」、「スマッシュのスピードの速さ」などを事前に知っておくことは、大きなアドバンテージになります。
逆にしらないと、読みの材料がない状態では、スピードに対応も難しくなります。
相手のプレーの特徴を事前に知っておくと、ピンチの局面でも余裕をもって対応することができます。