バドミントンダブルスの勝つ為のスタイル
攻撃が最大の防御
バドミントンのダブルスはスピード主体で攻撃するスタイルが支流です。
特に男子ダブルスの場合ラリーが短いのでパワーでゴリゴリおして、決定打を打つための展開に導く戦略が大切です。
スピード戦を制するためには、対応力を上げることだけでなく、戦略を駆使することでゲームの主導権を握ることができます。
特にバドミントンのダブルスでは、「戦略」、「テクニック」が勝敗を分けます。
スピード主体でゲームを握る
スピード主体の戦術の裏付けともなるのが、基本的な戦術のショットです。
特にサービスはダブルスのゲームにとって非常に大切な要素で、1球目となるサービスの制度次第で、その後のラリーやゲームの勝敗に直結します。
ラケットや他の道具は日々進歩しており、スマッシュのスピードがどんどん速くなり、バドミントンのプレイスタイルはどんどん速さを求められます。
ある程度のディフェンス力がないと、スピードのあるショットに対して防御が甘くなり、相手の打ち易い所に返してしまう事やネットに引っかかる事にも繋がり、ラリーすらできない状況になります。
スピードに対抗できるテクニックを身に着ける
スイング自体を小さくし、次の準備を早くするなどコンパクトにスピードに対応するテクニックを身につけなければ、試合に勝利することは難しいです。
特にレベルの高いバドミントンの試合の場合、高いクオリティーの技術とその技術を生かす戦略パターン、相手の出方や試合の状況を見て対応することが観察眼と考えられる頭がなければ勝てません。
つまり、打ち合いに必死になって相手の立ち位置や動きが全く見えていない状況では、相手に主導権を握られてしまいシャトルを返すのに必死になっている状況ではまず勝てません。
レベルが上がれば上がるほど、必要な要素で、テクニックや体の強さだけで勝つのは難しくなります。
中学生、高校生レベルであればこのレベルでも勝てますが、大学やプロレベルになるとまず勝てません。
力や技術だけでなく、相手を見て考えられる力を身につくことが出来れば高いレベルでプレーすることができます。
スピードに対応する先読みができるかが重要
バドミントンの道具は、日々進化しており、シャトルのスピードがどんどん速くなっています。
大手メーカーが行った実験では、スマッシュの最大初速が500キロ近くを記録したラケットも存在します。
トレーニングを重ねて、体の使い方を工夫してスピードへの対応力を高めなければ安定して勝つことは難しいです。
スイング自体をコンパクトにして、打った後も体制を崩れないようにすることで、返してくるシャトルに対しての対応力を高めなければなりません。
しかし、ある程度のレベルまで行けば限界に達してしまいます。
そこで、相手のシャトルが「どこに飛んでくるのか」、「どこに打たせるのか」、「相手の打ちにくい場所はどこだ」という対戦相手を観察し、先読みする戦略が大切になります。
バドミントンで活躍しているプロ選手は、基礎能力が高いだけでなく、考える力も優れている方強いです。