体力の強化
身体を鍛えて強く柔軟にする
練習で養った技術を発揮するためには、体のコンディションが完璧にする必要があります。
ベースとなる肉体の筋力や体力が強く多ければ、プレーの精度やパワーがアップする上に、後半になってもスタミナ切れで動きのキレが落ちてしまう事もありません。
体力や筋力はバドミントンの練習に取り組むことである程度は付けることが出来ますが、更に上のレベルを目指すのであれば、通常の練習とは別に筋力トレーニングの時間を、練習メニューに加えるべきです。
バドミントンの筋力トレーニング
基筋力を鍛える際には、体の中心部にある筋力の総称「体幹」を強化する体幹トレーニングに取り組むのが効果的です。
胴体にある腹筋や胸筋といった筋肉は、腕や足と言った末端の筋肉の動作の基礎となっています。
その為、体幹を鍛える事で体を思い通りに動かすことが出来るようになります。
また、バドミントンで重要な下半身全体のトレーニングにも取り組みましょう。
これによりフットワークのスピードがアップします。
トレーニングは、自分の体重を不可にする自重トレーニングで鍛えると良いです。
ダンベルなどを使うウェイトトレーニングと比べて、怪我のリスクが低いからです。
筋肉トレーニングは、筋肉に負担がかかるので、試合のないシーズンに取り組んだ方が良いです。
腕立て伏せで胸筋を鍛える
身体をまっすぐに伸ばして両手を爪先とつけ、肘を曲げる腕立て伏せは、主に胸襟に働きかけるトレーニングです。
10回を3セット行う事で胸筋を鍛えることが出来ます。
余裕であれば回数を増やして負荷を増やしていきましょう。
肩を上げて身体をひねり腹筋を鍛える
腹筋を鍛える時には、あおむけになり、膝を上方向に垂直に曲げて背中を持ちあげましょう。
この体制を取るだけで、腹筋への効果があります。
さらに腹筋を鍛えるために、右手で左ひざに振れる事で、体にひねりが入り腹筋の側部に効果があります。
左側や両手で膝に振れるパターンを行い、万遍なく腹筋を鍛えましょう。
ハイジャンプを繰り返して下半身を強化する
下半身強化のもっともベーシックなトレーニングはハイジャンプです。
膝を曲げて十分に体を沈め、溜めた力を上方向に発揮して高く飛びます。
着荷の際に、膝を伸ばしたままでは怪我をする可能性があるので注意が必要です。
着地の際は、力を貯める時と同様に、膝を曲げて衝撃を吸収しましょう。
速いテンポで行うと怪我に繋がるので、ゆっくりと連続で飛び続ける事を心かげることが大切です。
ジョギングをして体力アップさせる
一日2~5キロジョギングをして、下半身を鍛えるとともにスタミナを上げることが大切です。
特に体力はあればあるほど試合に有利になります。
技術がいくらあったとしても、後半にスタミナ切れでフットワークが鈍ってしまえば負ける可能性もあります。
体力があれば、フットワークが鈍らないので試合展開を有利に進めることが出来ます。